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【シネアド以外のアイデア】映画館広告におけるユニークなサンプリング事例7選

こんにちは。シネアド(映画館CM)を扱う広告代理店シネブリッジです。

映画館でできるプロモーションの1つとして、劇場スタッフによる入場時のサンプリング=シアタースタッフサンプリングが定番となっていますが、それ以外にも様々な手法でサンプリングが展開されています。

今回は、映画館広告における国内外のユニークなサンプリング事例をご紹介します。

1.テイクフリーサンプリング(日本)

スラダンファンを泣かせた「ポカリ」

興収100億突破と大ヒットとなっている「THE FIRST SLAM DUNK」。映画退場時に、テイクフリーでポカリ缶とポストカードをサンプリング。ポストカードには「本製品に限り、親指でお開けください」と書かれており、漫画に登場する三井寿の名シーンを彷彿とさせるファン泣かせのプロモーションを展開。SNSで拡散され大きな話題となりました。


2.ピールオフ広告(日本)

スパイダーマンが放つ「メントス」

映画「アメイジング・スパイダーマン2」とコラボし、スパイダーマンがスクリーン内を飛び回る「プロジェクション・マッピング・シネアド」を展開したメントス。映画館ロビーにはスパイダーマンが糸と共に「メントス」を放つデザインで、試食品のピールオフ広告を掲出しました。


3.逆ピールオフ広告(ブラジル)

寄付で浮かび上がるメッセージ

こちらはブラジルで展開された逆ピールオフ広告。WWFが多くの人が集まる映画館やジムなどに寄付を募るポスターを掲出。ポスターに書かれた指定箇所にコインを貼ると、磁石によってポスターにコインがくっつく仕掛けになっており、すべての箇所にコインを貼り付けるとレッドリストに載っているトナカイやウミガメなどが浮かび上がるというもの。「寄付によりこれらの動物が救われる」というメッセージを効果的に伝えました。


4.アンビエント・サンプリング(オーストラリア)

究極のエコカーを「飲料水」で訴求

ホンダが開発した究極のエコカー「FCXクラリティ」。水素と酸素で作った電気で車を走らせ、排出するのは「水」だけという燃料電池自動車のクリーン性能をPRするため、「H2O」の文字と自社マークを模した飲料水をペットボトルで生産。映画館でのシネアド上映とあわせて、座席のドリンクホルダーにそのペットボトルを設置するサンプリングを展開。同車の環境への優しさを「飲料水」を使ってPRしました。


5.サプライズ・サンプリング(サウジアラビア)

思いがけない場所で商品配布

ギャラクシー・チョコレートが、週末の映画館でサプライズ・サンプリングを実施。座席の下にチョコレートをセッティング。シネアドの最後に「座席の下にあるチョコレートを探して」と呼びかけるもの。シネアドとサンプリングの連動で商品訴求を図りました。


6.スクリーン内サンプリング(アメリカ)

開けられないペットボトル

国際NGO団体「The Water Project」が、アフリカの深刻な水不足を訴えるためのプロモーションを実施。スクリーン内で「蓋を開けられないペットボトル」のミネラルウォーターを配布。蓋を開けられれずにイライラする観客に向けて、深刻な水不足で多くの子どもたちの命が失われているアフリカの国々の現状をシネアドで訴えるというもの。飲めない水のサンプリングで観客に向けてアフリカの現状を訴えました。


7.謎の自動販売機(ペルー)

フォースを使える人限定!?

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」にあわせてコカ・コーラが映画館ロビーに謎の自動販売機を設置。「フォースを使え」という言葉と共に、大きなボタンがひとつだけついているというもの。この自動販売機で上手に「フォース」を使い(!?)、出口までコーラZEROを運ぶことができると商品がもらえるようになっており、誰もがジェダイの騎士になれる斬新なアイデアでサンプリングを実施しました。


以上、アイデア次第で映画館の使い方が広がる事例をご紹介させていただきました。コーラZEROの自動販売機はどういった仕組みで展開されたのか?気になるところですが、こういったアイデアを参考に「映画館でこんなことができないか?」といったご相談があればお気軽にシネブリッジまでお問い合わせくださいね。

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