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映画祭とは?アカデミー賞とはどう違うの?!

こんにちは。映画館広告専門代理店・シネブリッジの中村です。近年、日本人監督の活躍も目覚ましい国際的な映画祭。代表的な映画祭にはどのようなものがあるのか?アカデミー賞との違いは?など、映画祭について解説したいと思います。


そもそも映画祭とは?

主な映画際の開催スケジュール

映画祭とは、映画産業の発展と芸術的な表現を促進するため、世界各国の映画を1つの都市に集めて上映するイベントのこと。

世界三大映画祭と言われる、ベルリン国際映画祭カンヌ国際映画祭ベネチア国際映画祭のほか、日本で開催される東京国際映画祭や、アニメーションを専門に扱うアヌシー国際アニメーション映画祭など様々な映画祭が毎年各国で開催されています。


注目を集める世界三大映画祭

中でも注目されているのは、前述の「世界三大映画祭」と呼ばれる3つの国際映画祭です。これらの映画祭では、映画の権利を売買するフィルムマーケット(映画見本市)も同時に行われており、映画関連ビジネスにおける一大イベントにもなっています。


アカデミー賞との違い

多くの人が知っている映画賞のひとつが、アカデミー賞ではないでしょうか?世界最高峰の映画の祭典として、毎年世界中から注目を集めていますが、アカデミー賞はアメリカ映画の発展を目的に、キャスト、スタッフを表彰する映画賞となっています。

一方、映画祭は、劇場公開前の世界各国の良質な作品が世界に認知される場となっています。前述した通り、映画の重要なマーケットともなっているため、世界各国の名だたるフィルムメーカーたちは、この三大映画祭で新作をお披露目することを目標にしているといいます。


配信だけでは賞を取れない?

ストリーミング配信での映画作品が増えた昨今、アカデミー賞の受賞対象となるには、1週間の劇場公開が条件となっています。さらに、2024年からは劇場公開に関する条件が追加されることになっており、アカデミー賞は劇場公開することに重きを置いている賞といえます。

ベネチア国際映画祭では、劇場公開されない配信の映画についても同様に賞を与える姿勢を示していますが、カンヌ国際映画祭は動画配信会社と対立するなど、配信映画を賞の対象とするかについては、まだまだ寛容ではない考え方の方が多いようです。


黒澤明監督から始まり、北野武監督や是枝裕和監督、濱口竜介監督など、日本人監督の活躍の場ともなっている国際映画祭。アカデミー賞との違いについてもお分かりいただいたかと思います。

受賞した作品は良作揃いとなっており、これまでに観たことのないジャンルの映画に触れる良い機会と言えそうですね。以上、映画祭についてでした。

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