見出し画像

2023年映画概況発表!年間興収は前年比103.9%とほぼコロナ前の水準に

映画製作者連盟より、2023年の映画概況が発表になりました。


映画館入場者数と興行収入の推移

出典:日本映画製作者連盟「2023年映画産業統計」

2023年の年間の興行収入は2214億8200万円(前年比103.9%)、動員数は1億5553万5000人(前年比102.3%)を記録。興収発表になった2000年以降、5番目の好成績となり、コロナ禍前の水準まで回復をみせました。

🎬興収内訳
邦画:1481億円(前年比16億円増)
洋画:  733億円(前年比67億円増)


2023 映画興収TOP10

作品別で見てみると、3作品が100億円を突破。TOP3をアニメ作品が独占するのは史上初となりました。

出典:日本映画製作者連盟「2023年映画産業統計」

10億以上ヒット作品興収内訳

2023年は邦画実写が健闘。興収10億以上を記録したヒット作で見てみると、人気シリーズ『キングダム 運命の炎』ほか、『ミステリと言う勿れ』、『劇場版 TOKYO MER ~走る緊急救命室~』、『Dr.コトー診療所』等のTVドラマの劇場版も大ヒット。さらには『ゴジラ-1.0』がロングランヒットするなど、前年比239.4億増と大幅に成績がアップしました。

出典:日本映画製作者連盟「2023年映画産業統計」

近年圧倒的な人気をみせているアニメ人気は2024年も健在のようです。
1月26日より公開になった、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、オープニング3日間で興収10億円を超える大ヒットスタートを記録。2月には『鬼滅の刃』のワールドツアー上映第2弾も控えており、今年もアニメ作品を筆頭に多くのヒット作が誕生することは間違いなさそうです。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後まで読んでいただきありがとうございます。 下記より「シネアド クロスメディア調査レポート」をダウンロードいただけます。 シネアドは見込み顧客層であるミドルファネル(MOFU)を動かすには欠かせないメディアということが明らかになっています。 是非、調査レポートをご覧ください。