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2024年夏映画 興収ランキング、1位はあの作品

話題作が揃った2024年夏の映画業界。皆さんは何本映画を観ましたか?
今年の夏はどの映画がヒットしたのか、興行成績をまとめてみました。(2024/9/3現在見込)

2024年夏 映画興収TOP5

出典:CINEMAランキング通信、公式HP

原泰久の人気漫画実写化第4弾『キングダム 大将軍の帰還』が、この夏のNo.1ヒットに。オープニング3日間の興収は邦画実写の新記録を樹立する16億2860万円を記録。累計成績は動員502万人、興収74億円を突破。歴代興収ランキングで100位内にランクインする特大ヒットとなっています。

2位は、世界的大ヒットとなったディズニー/ピクサー最新作『インサイド・
ヘッド2
』。続く3位には、人気シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』と洋画アニメがランクイン。作品への信頼が高い2作品が夏興行を牽引しました。

4位はシェアード・ユニバースという世界観がヒットに繋がった『ラストマイル』。映画公開からわずか2週間で興収20億円を突破、最終興収40億円以上が見込まれる好調な興行を展開しています。

シェアード・ユニバースとは・・・
複数の作家(または他のアーティスト)が独立して作品を提供し、その作品は単独でも成立するが、プロジェクト全体のストーリー、キャラクター、または世界設定を共有しつつ発展させるという、一連の創作物からなる架空の世界のこと。

引用:Wikipedia

『ラストマイル』のヒットを受けて、同じ世界線で物語が展開するドラマ『アンナチュラル』『MIU404』のNETFLIXでの配信ランキングが上位に上がるなど、関連作品にも注目が集まっているようです。

5位には、原作コミックが完結を迎えたことでも話題となった『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』。最終興収30億円以上が見込まれる成績となっています。

以上の通り、2024年の夏興行は、邦画実写と洋画アニメが健闘した結果となりました。


アニメ人気健在

上半期から引き続き夏もアニメ人気は健在。

6月28日から公開になった『ルックバック』は、上映時間58分という小作品ながら、口コミで人気に火が付き、興収18億円を突破する異例のヒットに。

また、夏の定番アニメ『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』は、興収7億円を突破とシリーズ最高興収を記録。今作では、アンパンマンの宿命のライバルであるばいきんまんも一緒に戦う姿が"ムネアツ"として、大人たちの心も掴みリピーターも続出するなど話題を呼びました。

さらに、8月13日より復活上映となった『THE FIRST SLUM DUNK』が興収を積み上げ累計164.6億円を記録。歴代興収ランキングで12位となる成績を記録。

洋画アニメのみならず、邦画アニメもヒットとなり、引き続きアニメ人気の高さが伺える夏興行となりました。コロナ過以降顕著となったアニメ人気は今後も続きそうです。

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