【調査レポート】Z世代シネアド視聴者の優位性が明らかに。「映画館に行くZ世代」は社会問題への意識が高く、SDGsに取り組む企業への好感度も高い傾向に。
Z世代のライフスタイルや社会活動意識調査結果②
こんにちは。シネアド(映画館CM)を扱う広告代理店シネブリッジです。今回弊社では、Z世代の<映画館利用者>と<映画館非利用者>のライフスタイルや社会活動意識の調査を実施しました。第2弾として、「Z世代のSDGsへの意識」についての結果をご報告いたします。
今回の調査で、グローバルのシネアド会社の調査と同様に、日本でも<Z世代の映画館利用者>は<Z世代の映画館非利用者>に比べて、よりSDGsへの意識や興味が高い傾向にあることがわかりました。
「Z世代のSDGsへの意識」に関する調査結果
<Z世代の映画館利用者>はSDGsへの意識が高い
「SDGsについてどの程度知っているか」を調査。<Z世代の映画館利用者>と<Z世代の映画館非利用者>を比較すると、<Z世代の映画館利用者>の方がSDGsへの意識が高い傾向にあることがわかりました。特に20~24歳男女では、「説明できる」と「知っている」を合わせた回答者で「15ポイント以上の差」がつく結果となりました。
「Z世代のSDGsへ取り組む企業への好感度」に関する調査の結果
<映画館に行くZ世代>はSDGsに取り組んでいる企業への好感度が高い
「SDGsへの取り組みを行う企業に対する好感度を調査。<Z世代の映画館利用者>と<Z世代の映画館非利用者>を比較すると、SDGsへの意識が高い<Z世代の映画館利用者>の方が、「SDGsに取り組んでいる企業への好感度が高い」傾向であることも明らかになりました。特に、20~24歳男女では「好感がもてる」と「どちらかといえば好感がもてる」を合わせた回答者で「10ポイント以上の差」がつく結果となりました。
今回の調査を通じて
近年、多くの企業がSDGsに取り組み始め、またSDGsについて取り上げるメディアも増加しています。そのため、我々生活者の間でも徐々にSDGsが浸透しているように感じます。
今回の調査では、グローバルのシネアド会社の調査と同様に、日本でも<Z世代の映画館利用者>は<Z世代の映画館非利用者>に比べて、SDGsへの意識や興味がより高い傾向にあることがわかりました。
ここ数年、アニメ映画やコミック原作の邦画実写映画を中心として多くのZ世代が集まる場所となっているのが映画館です。映画館で映画を観るZ世代は「社会問題への意識が高い」ことが判明し、このようなインサイトを持つZ世代をターゲットとする広告主にとって、Z世代シネアド視聴者の優位性が明らかになったとも言えるでしょう。
調査の詳細
「Z世代のライフスタイルや社会活動意識調査」
シネアド(映画館CM)の優位性を図るため、映画館を利用するZ世代と映画館を利用しないZ世代でライフスタイルや社会活動意識の違いについて調査。
【調査期間】2022年10月4日(火)〜10月19日(水)
【調査委託会社】株式会社テスティー
【調査方法】テスティー保有のアンケートメディアアプリ「Powl(ポール)」によるweb調査
【配信対象】全国15歳~24歳男女
【回収サンプル数】1,200
・映画館利用者(10代男性:200、10代女性:200、20代男性:200、20代女性200)
・映画館非利用者(10代男性:100、10代女性:100、20代男性:100、20代女性100)
*「映画館利用者」=「(調査当時)ここ1年間で1回以上映画館で映画を観た人」
*「映画館非利用者」=「(調査当時)ここ1年間で映画館で映画を観ていない人」
※公開データの引用・転載の際は、『㈱シネブリッジ 調べ』と明記いただきますようお願い申し上げます。
株式会社テスティーについて
株式会社テスティー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:横江優希)は、チャットボットを活用した広告・ネットリサーチ事業を展開。運営するポイ活アプリ「Powl」(ポール)にて350万人(*2022年5月末時点)のユーザーを抱えている点ならびに、チャットツールを活用したスマートフォンに最適化したアンケート調査を実施できる点を強みにメディア・リサーチ事業を行っている。