【広告出稿調査(独自調査)】2023年シネアドが人気だった作品T0P10 & ”エモすぎた” シネアド3選
こんにちは、映画館専門広告代理店シネブリッジの中村です。2023年も残すところあとわずかとなりました。今年も興収100億円の大台を突破する作品が飛び出すなど、話題作にめぐまれた映画業界。多くの広告主に「映画館」を広告メディアとして自社商品やサービスのPRの場に選んでいただきました。
そこで今回は、独自調査として「どの作品でのシネアド出稿が多かったのか?」2023年を振り返ります。
2023年 作品別シネアド出稿件数TOP10
┗「邦画」「アニメ」での出稿が人気
シネアド出稿件数を作品別で見てみると、上位をアニメ作品が独占。「どんな作品か知っている、わかりやすい作品」での出稿が人気となった一年でした。
といった内容の作品が、ブランドセーフティーの観点からもシネアド出稿に選ばれたと言えそうです。中でも、2位「鬼滅の刃」は、テレビアニメ新シリーズ放送告知に向けた、アニメ版の特別編集上映ながら、多くの広告主がシネアドを出稿。その人気は健在でした。
┗ 動画配信サービス、TV局など「情報・通信」関連の出稿多数
業種別で見てみると、情報・通信関連の広告主の出稿が1位に。「動画配信サービス」の告知や「番宣」など、映画と親和性の高い商材の告知にシネアドが活用されました。次いで、観光誘致などを行う、官公庁や団体の出稿が2位に。アフターコロナの中で需要が復活した業種の出稿が相次ぎました。
「ターゲティングメディア」として選ばれているシネアド。ターゲット層にリーチできる作品にあわせての出稿や、キャスト、キャラクターにあわせた出稿などでも、効果的に活用いただきました。
2023年 ”エモすぎた” シネアド3選
時に、映画本編を超える感動を届けてくれると話題になるシネアド。今年もファンの心に刺さったシネアドがSNSで話題になりました。
┗ ①任天堂×「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
今年、洋画No.1ヒットとなった「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。本家、任天堂が、同映画にあわせて本編直前となるプレミア枠ゴールドスポット(GS)にて60秒のシネアドを展開。
キャッチコピー「it's me MARIO!」 が 「It's you MARIO!」 に変わる演出が「エモすぎて泣ける」とSNSなどで大きな反響を呼びました。
┗ ②サントリー×「ゴジラ-1.0」
サントリー「BOSS」がゴジラ生誕70周年を祝う動画を制作。「ゴジラ-1.0」にあわせてシネアド枠最後尾となるシルバースポットにて65秒のシネアドを展開。
1954年の初代ゴジラから新作の『ゴジラ‐1.0』まで、全30作品の中から同ポジのシーンを繋いで1本のムービーとして完成させた同CM。こちらも、「映画館で流れて涙出そうになった」「このCM流れている映画館羨ましすぎる」といった投稿がXに相次ぎました。
┗ ③ポカリスエット×「THE FIRST SLAM DUNK 」
大塚製薬が映画「THE FIRST SLAM DUNK」にあわせて、三井寿の名シーンを彷彿とさせる”ムネアツ”なプロモーションを実施。
本編直前となるプレミア枠ゴールドスポット(GS)でのシネアドとあわせて、退場時に、ポカリ缶とポストカードのテイクフリーでのサンプリングを実施。ポストカードには「本製品に限り、親指でお開けください」と名シーンを連想させるプロモーションがファンの心をくすぐりSNSなどで拡散されました。(※弊社の案件ではありません。)
2024年も「ドラえもん」「名探偵コナン」といった定番アニメや、「ジョーカー」「猿の惑星」「ゴジラVSコング」と言った人気シリーズの最新作など話題作の公開が控えています。ラインナップをまとめた資料もご用意していますので、何かありましたらお気軽に資料請求くださいね。
以上、2023年のシネアド出稿についての独自調査でした。